syun1124’s diary

18才のブログ。心理学系です。

自分の本当の限界とは?それは体の限界ではなく、心の限界かも

こんにちは!しゅん( ´-ω-)です。

皆さんは自分の限界を知っていますか?

例えば「勉強で東大に行きたい!」と思っても自分の力では敵わないと思ってしまったり、陸上や水泳で「~秒出したい!」と思っても自分のフィジカルでは無理だ…なんて思ってしまいますよね。

今回は陸上長距離の世界の中では結構有名な話から、人の限界とはどのようなものかについて書いて行きたいと思います。


ロジャー・バニスターは 1929年に英国ハローに生まれ、18歳の時に 1 マイルを 4分24秒で完走しました。1952年のヘルシンキ五輪では男子 1500m走を3分46秒で走り、4位入賞。その 2年後の1954年5月6日に、バニスターは 1マイルを 3分59秒4で走り、それまで不可能とされていた「1マイル4分」の壁を世界で初めて破りました。


1マイル 4分切りが意識され始めたのは、1923年にフィンランド出身のパーヴォ・ヌルミが 4分10秒で走って以来らしいです。それからたった 10秒更新するために 30年近くもかかった計算になります。1マイル 4分切りは不可能と考えられた思い込みのせいです。

しかし皮肉なのは、バニスターが 1マイル 4分切りしてからわずか 1ケ月後に、オーストラリア出身のジョン・ランディーに記録を塗り替えられてしまいます。バニスターが壁を破ったことで、1マイル 4分切りは可能だということがランディーの頭にインプットされたのでしょうね。

このように人間って誰かが出来たものは結構あっけなくこなせちゃうじゃないですかね?笑
ランディーさんも本当は4分切る才能あったのに、不可能だと思ってしまったせいでずっと切れずにいたのですから。

だから人の自分の限界とかってフィジカルとか知能とか物理的な物や数値的な物ではなく、心理的な思い込みから作られている気がします。

皆さんには自分の限界とかって簡単に言葉に出して欲しくないですね~