syun1124’s diary

18才のブログ。心理学系です。

テレビでモデルを見ると不安の脳回路が活性化!?なんで他人に嫉妬しちゃうの?


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こんにちは!しゅん( ´-ω-)です。

いきなりですが、テレビに映っている人の中には顔がかわいい人やスタイルが抜群の人がいますよね~

実際モデルさんを見ると、自分と比べてしまう人も少なくないですよね?そして、自分は顔がダメだ…とか自己嫌悪に陥ってしまう人もいると思います。僕は名字が新田なのですけど、イケメン俳優の新田真剣佑さんと同じ名字です。「同じ新田なのになんでそんな顔違うのや!」って何度も思っちゃいます笑

今回は、このような感情の理由について書いていきたいと思います。

この妬みや劣等感は、「社会的感情」と呼ばれるものです。自分1人しか存在しない場所では生じることがなく、他人と比較してしまう感状だからですね。

サルや犬にも似たような感情が観察されますが、特にヒトには強烈に備わっています。

この嫉妬の感情をロンドン大学のフリードリチ博士らは、女性達がスリムなボディに憧れるメカニズムに着目し、嫉妬の感情を研究しました。

自分の身体に対する不満感は、先進国で育った女性に特に強いといわれています。

この感情は後天的に植え付けられた心理です。これはメディアが原因です。ファッション誌やテレビなどに出てくる、極度に細いモデルのスタイルの女性を、一般女性達は「よいスタイルだなぁ」と理想化しています。

で、フリードリチ博士らは16歳から35歳までの女性18人を集めて研究を行いました。彼女達のBMIは、17.5~25.0と平均的です。博士らは、彼女達にスタイル抜群のモデルの写真を見せ、脳活動を計測しました。

すると、モデルの身体を見たときに「扁桃体」と「帯状皮質」という脳回路が強く活動していました。これらの脳部位は不安や苦痛といった感情に関係する部位です。

他者との比較が「不安」の脳回路を活性化させるのは面白いですね~ 皆さんは自分の中の劣等感や嫉妬の感謝は、不安とは違う感情だと知っていまね。でも、脳活動を見ると不安や嫉妬といった感情は同じものなんですよ!

こうしたメディアから浸透している理想のスタイルが普通になってしまうと、そうではないスタイルの女性の自尊心を削っていってしまいます。この感情が過度になると、拒食症やうつ傾向に結びつくこともあるんですよ。

いやぁー、拒食症にメディアが関係するとは思わなかったです笑 確かにインスタグラムとかでも、モデルの方の自撮りがたくさんありますね。

別に理想のスタイルに憧れ努力することは悪いことではありません。でもその努力で手にいれたスタイルも自分が健康である上で、周りから誉められるものだと思います。理想のスタイルを追及するあまり、健康を害してしまえば元も子もありませんしね。しかも男性目線でみても、ガリガリすぎる女性を魅力的には感じないと思います笑
少しプックリしているぐらいが、丁度いいのではないでしょうか?